CLIENT INTERVIEW

導入企業インタビュー

2024.9.24
情報通信業

【株式会社ユニエイム】CO2排出量算出をゼロから開始、2ヶ月後にはSBT認定をスピード取得できた理由は、ディエスジャパンのスピード感ある手厚いサポートがあったから

uniaimエントランス
株式会社ユニエイム
事業内容
POSサービス事業、決済サービス事業、チケットビジネス事業、イベント関連事業
企業サイト
https://uniaim.co.jp/

株式会社ユニエイム様は、Android型クラウドPOSレジ「CACHIER」やイベントチケットサービス「CLOUD PASS」
、イベント関連事業を展開するIT企業です。「世の中にある非効率と不合理を解決する。」をミッションに掲げ、2007年の設立以来、テクノロジーを駆使した革新的なサービスを提供してきました。2024年5月には、温室効果ガス削減目標を科学的根拠に基づいて定める国際的なイニシアチブであるSBT認定を取得しています。今回、ユニエイム様がファストカーボンを導入した理由についてお話を伺いました。
(取材日:2024年8月6日 インタビュアー:ディエスジャパン広報)

課題
SBT認定取得、脱炭素化や循環型社会への貢献

ユニエイム様がファストカーボンを導入し、CO2排出量の算出を始めた理由を教えてください。

笠見様

インタビューご協力:株式会社ユニエイム 笠見様

ユニエイム様:ファストカーボン導入前は、CO2排出量の算出を全く行っていませんでした。当社はITサービスを開発・展開する企業ですが、2050年のカーボンニュートラル実現に向け「脱炭素」という言葉がよく聞かれるようになる中で、企業価値を向上させるために、会社全体としてどのように取り組むべきか模索している段階でした。

そのような中で、ディエスジャパン様からファストカーボンをご紹介いただき、操作が簡単であることから導入を決めました。

役員の御縁を通じてのご紹介というだけでなく、CO2排出量の算出について全く知識がない状態でも、ディエスジャパンのご担当者の皆様が親切にご説明いただいたことで、導入前から安心感を持つことができました。

実際に導入されてみて、作業量や事務負担はありましたか。

ユニエイム様:当社は初めてCO2排出量を算出することになったので、本当に簡単にできるのか最初は不安でした。

ファストカーボンの導入初月には、CO2排出量算出のために会計データの抽出から始めました。ほぼ会計データだけで必要な情報は集まりましたが、会計データに登録されていた領収書の画像データが一部不鮮明だったため、領収書の原本を探す工程もありました。

初期設定が終わるまでに1ヶ月以上かかるだろうと予想して作業を始めましたが、実際には半月程度で完了しました。

例えば、ファストカーボンにアップロードするためのテンプレートファイルを作成しディエスジャパン様に送った際、データの一部で桁を間違えていたのですが、ご担当の方がすぐに気付いて指摘してくださり、スムーズに修正することができました。

他にも質問が出るたびに、迅速にメールや電話で対応していただけたため、作業が滞ることなくスピード感を持って進めることができたのです。ディエスジャパン様には、逐一サポートいただき、本当に感謝しています。

初月の設定が終わったあとは、どれくらいでCO2排出量を算出できるようになりましたか?

ユニエイム様:ファストカーボンの使いやすさには大変満足しています。テンプレートファイルを設定してしまえば、1ヶ月分のデータ算出はおおよそ5~10分で完了します。

当社は複数の事業所に分かれていないため、算出工程が比較的簡単であることも影響しているかもしれませんが、10分程度の作業時間であれば、事務負担はそれほど重くありません。

uniaimエントランス

株式会社ユニエイム 本社エントランス

SBT認定の取得は、ファストカーボン導入後2ヶ月でのスピード申請と認定でしたが、手続きはスムーズに進みましたか?

ユニエイム様初めてSBT認定取得にチャレンジしましたが、申請は英語で行う必要がありましたので、ここでもディエスジャパン様に細やかなサポートをいただき、大変助かりました。

私は英語が苦手なので…認定機関からくる英語だけのメールに最初はびっくりしてしまいましたが、ディエスジャパン様が既にSBT認定を取得されていることもあり、「次はこのように対応すれば大丈夫ですよ」と具体的な指示をいただけたので安心でした。

もっと期間もかかるかなと思いましたが、ファストカーボンを導入していたおかげで予定よりずっと早く申請と認定を取得することができました。

ディエスジャパンがSBT認定を取得する際は、計算するためのデータ集めに3〜4か月かかったので、ユニエイム様の2ヶ月で申請と認定までおりているというのは、本当に早いと思います。

ユニエイム様:ありがとうございます。ディエスジャパン様のきめ細かいサポートのおかげです。

ファストカーボンを活用し、CO2排出量を算出してから、社内にどのような変化がありましたか?

ユニエイム様:SBT認定を取得し、当社のHPに明記したことで、社内の従業員の意識に変化がありました。

驚いたことに、社外のお客様以上に社内の従業員から「脱炭素の認定をうちの会社が取ったんだ」といった反応がすぐにありました。ニュースや新聞でも「脱炭素」というキーワードはよく出ているので、従業員もこのニュースを好意的に受け止めてくれたようです。

例えば、地方でイベントを開催する際に、社員が車で移動することがあるのですが、CO2排出量の計算ではガソリン代を基に算出します。「ガソリンがこれだけCO2を排出していたんだ」「もっと減らす方法はないかな?」といった会話が従業員から生まれるようになりました。

ファストカーボンでCO2排出量を可視化し、SBT認定を取得したことで、脱炭素への取り組みが社内に浸透しつつあることは大きな成果だと思います。

今後、御社は脱炭素にどのように取り組まれていきますか。

ユニエイム様:まだ導入初年度ですので、前年との比較などの分析はできていませんが、今年度は現状把握を継続し、来年度からはCO2排出量の削減に向けたPDCAサイクルに活用していきたいと考えています。

これらの施策の結果は、社内外にもしっかり広報していきたいですね。例えば、急激に増えた場合などには、どのように削減できるかといった情報発信を行いたいと考えています。

当社も今、売上や従業員数を拡大している中で、企業価値を向上させるためには、CO2排出量の見える化は欠かせないことだと思っています。結果として、これらの取り組みが社会貢献につながると考えています。

ユニエイム様は、取引先などの要請からではなく、企業価値向上というポジティブな側面からファストカーボン導入を決断いただいたところが素晴らしいと思います。この度はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました。

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